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コンピュータとネットワークはその形態を変えることで一般の人に広く使われるようになった。

1.バッチ処理形式
バッチ処理:プログラムやデータを一括で処理する方式のこと
このころのコンピュータは非常に高価・巨大であり、専門の計算機センターにあるだけだった。
利用者はプログラムやデータを打ち込んだカードやテープを持って専門のオペレータに処理を依頼していた。この時代のコンピュータは大規模計算をするための専用機械であり、一般的な道具ではなかった。

2.TSS(Time Sharing System)
TSS:1台のコンピュータに複数の端末を接続し、複数ユーザが同時に使えるようにした方式のこと。
ユーザから見ると、自分一人が1台のコンピュータを占有しているように見える。対話型(人間が指示するたびにコンピュータが処理を実行)のプログラミングが可能になった。(言語:BASIC)コンピュータと各端末はスター型のトポロジーで接続されていた。

3.コンピュータ間通信
1970年代、コンピュータの性能が上がり、小型化が進んだことで急速な低価格化が進んだ。企業内の事務処理にコンピュータを使いたいというニーズにこたえるべく、コンピュータ同士で通信を行う技術が開発された。これにより、データ転送のための時間や手間が大きく削減された。また、複数のコンピュータで分散処理をすることも可能になった。

4.コンピュータネットワークの誕生
1970年代初期には、パケット交換技術により異なるメーカのコンピュータ同士で相互通信を可能にする技術が研究された。1980年代になると、スーパーコンピュータやメインフレーム、小型PCなど多種多様なコンピュータがネットワークでつながるようになった。

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